4 minute read

こんにちわ。風音屋アドバイザーの@nii_yanです。 風音屋の創業者であるゆずたそさんやアドバイザーの渡部徹太郎さんが執筆した書籍『実践的データ基盤への処方箋』の輪読会を行いました! (私も本書のレビュアーとして名前が記載されています!)

開催場所:datatech-jp

オンラインコミュニティ「datatech-jp」にて輪読会を開催しました。 datatech-jpとはデータ人材のための知見共有、交流の場です。 主にslack内でやり取りをしていますので、皆さんの参加をお待ちしています! #実践的データ基盤への処方箋 チャンネルに参加していただけると、輪読会当時の様子がわかると思います。

私やゆずたそさんがdatatech-jpの設立メンバーです。 風音屋は当初からスポンサーとしてdatatech-jpの勉強会開催を支援してきました。

開催内容:出版社がサポート!

今回の輪読会では、出版社である技術評論社さんもスポンサーに付き、発表者に本をプレゼント! 業界で初の取り組みではないかと盛り上がりました。 datatech-jpのslackで発表者を募集したところ、すぐに9人の方に手を上げていただき、3回に分けてそれぞれの担当範囲の発表を行っていただきました。

著者も参加して質問に答えてくれるという、とても豪勢な輪読会となりました。 第1章の発表の際は、1章を書いたゆずたそさんに、 第2章の発表の際は、2章を書いた渡部徹太郎さんに、 第3章の発表の際は、3章を書いた伊藤徹郎さんに参加していただき、発表者や参加者の質問に答えてもらいました。 (参加していただいた著者の皆様ありがとうございます!!)

輪読会でどのような話がされたかは技術評論社さんのサイトでも記事になっています。

データエンジニア大集合!「実践的データ基盤への処方箋」輪読会レポート - gihyo.jp   

開催内容:著者とディスカッション!

過去に私が参加してきた輪読会ですと「おそらくこれはこういうことを言いたいんだと思います!」といった推測で発表する場合が多かったです。 今回のようにきちんと著者に答えをもらえる輪読会というのは発表者にとってよい体験だったのではないかな?と思っています。

例えば、本書の2章ではOLTP,OLAPという表現方法ではなくオペレーショナルDB,分析用DBという表現をしています。 なぜOLTP,OLAPではないのかという疑問が輪読会の発表者から出ていました。 著者に確認したところ「OLAPはOnline Analytical Processingの略であるが、近年のDWH製品はOnline(同期的)な処理ではなく、バッチ(非同期的)な処理が多く、OLAPという表現が適切でないと考えたので分析用DBと表現した」と回答を得られました。

他にもデータ基盤の3層構造について質問が挙がりました。 「入口と出口に注目することが大事」「以下のような概念で捉えるとよい」という回答でした。

  • データソース(データの入口)
  • 入口と出口を繋ぐ箇所。さらに細かくデータを分けて管理することもある。
  • ユースケース(データの出口)

最近の各社事例だと4層や5層の設計を紹介しているところもあるため「何層がベストなのか?」と混乱してしまいますが、この概念に当てはめると綺麗に整理できそうですね。

著者側からも「読み手がどう受け取るかを生で感じられたので参加できて良かった」との声を頂くことができました。 発表者、著者ともに有意義な会にできたのではないかと思っています。

開催後記

私がこれまで参加してきた輪読会ですと、DMBOKのようにページ数の多い本や、洋書のように1人で読むには辛い本を扱うことが多く、今回のような本は初体験でした。 和書の読みやすそうな本は1人で読んでしまう事が多かったのですが、今回は著者に参加していただいた事もあって質疑応答での理解が深まり、1人で読むより多くの知識が得られたかと思います。 また、コロナ禍にあってなかなか他社との繋がりもできないので、輪読会を通して他社の方と意見を言い合える場があるというのは本当にありがたい事なんだなということを実感できました。

今回は3回に分けて輪読会を行い、それぞれ約20名ほどの人に参加してもらいました。 参加者が多すぎるとなかなか議論に発展しずらい時もあるかなと思っているので、個人的にはこれぐらいの人数が議論しやすくてちょうど良かったです。 各回の参加者こそ20名ほどでしたが、輪読会用に作ったslackチャンネルには160名以上の方に参加していただき、関心度の高さが伺えました。

出版社のスポンサー、著者の参加という輪読会はなかなか機会がないですが、これからもそのような機会を探して開催していきたいと思っています。 この本を輪読したい!!!というアイデアがありましたら是非是非datatech-jpで声を上げていただけたらと思います!!

また、著者が参加する輪読会に興味がある!!!という方は風音屋にお問い合わせいただけたらと思います!! 風音屋に入社したり、技術顧問やセミナーを依頼すれば、社内slackで著者たちに直接質問できますし、毎日ディスカッションを楽しめます。 勉強会のような毎日を過ごして自然とスキルアップできると思います!!

Tags: ,

Posted:

Author: nii_yan

山田雄(@nii_yan)。 風音屋アドバイザー。 700人が参加するオンラインコミュニティ「datatech-jp」を設立・運営。 JAWS-UG(AWS Users Group - Japan)やGoogle Cloud主催のイベント等で登壇、記事多数。