法人データの取得と活用についての資料を公開しました
風音屋30分リサーチ#1「法人データの取得と活用」の資料を公開しました。 法人データ利用を検討する際の参考資料としてご活用ください。
この記事では一部内容をピックアップして紹介します。
風音屋30分リサーチ#1「法人データの取得と活用」の資料を公開しました。法人データ利用を検討する際の参考資料としてご活用ください。https://t.co/FEFM8s4Zee
— 株式会社風音屋 (@Kazaneya_PR) April 25, 2023
風音屋30分リサーチとは
本格的なリサーチには金額、期間、労力が必要です。 一方で、方向性を意思決定するだけであれば「2割の情報で十分だ」というケースも多々あります。
そこで、詳しい人たちにカジュアルに質問して、その回答をまとめたら、全員のトータル時間「30分」でそれっぽい資料ができるのでは!? という取り組みです。
今回のお題は「法人データの取得と活用」です。 日本データマネジメントコンソーシアム、帝国データバンク、デジタル庁といった組織に所属する方々にご支援いただきました。
法人データの統合
社内データだけではなく社外データを掛け合わせることで自社の法人マスタを作り、様々なデータ活用施策に展開することができます。
名寄せのIDとして使いやすいのは「法人番号」かと思います。 無料でCSV形式(UTF-8)のファイルを一括ダウンロードできるので、法人データ活用の第一歩としては勧めやすいです。
海外企業の場合は「D-U-N-S Number」が有名です。 取引先が国内に閉じないという場合は、こちらもご確認ください。
法人データの取得
公共機関や民間企業によるデータ提供の例を紹介しています。
上記の例では「法人番号」よりも細かい粒度でのデータ取得に言及しています。
- 建物テナント(ゼンリン)
- 営業所・支店(musubu)
- 担当者(Sansan)
他にも、採用情報をアグリゲーションするサービス(HRog)など、多様な切り口が存在しています。
法人データの活用
各部門の業務における法人データの用途を紹介しています。
- マーケティング戦略策定
- 営業アタックリスト作成
- 取引先の与信調査
- インボイス対応
- 競合の商流を参考にして仕入先の開拓
システム構成例
法人データに限らず、社外データ利用時の一般的なシステム構成例を紹介しています。
オペレーターが1社ごとに個別チェックするような運用であれば問題ないのですが、 効率化・自動化しようとするとシステム構築が必要となります。
① MDM(マスターデータ管理)について
② Snowflake Marketplace や BigQuery AnalyticsHub でデータを入手する場合について
余談ですが、Google Analyticsのデータを扱う場合も、エクスポート先が BigQuery に限定されているため、 BigQuery を(データ基盤としてではなく)入手経路の1つと位置付けます。
おわりに
風音屋 では、一緒に法人データを活用する仲間を募集中です。 お手本となるような成功事例を作って、登壇・出版できるような環境です。 今回の資料を読んで少しでも思うところがあったらぜひご応募ください。
また、資料作成・情報発信を手伝ってくださる方を募集しています。 他にも外部発信できていない資料やノウハウが山積みです。 「日本のデータ活用をもっと進めたいぜ!」とか「小遣いを稼ぎながら勉強できる!ラッキー!」とか、 そういったモチベーションの人がいたらぜひお話させてください。
採用・応募ページは以下となります。
法人データという少々マイナーな(?)テーマにもかかわらず、最後まで読んでくださってありがとうございました。 ここまで関心がマッチするのであれば、あなたはもう風音屋で働くのが良いんじゃないかなと思います。 ということで、あなたと一緒に働けることを楽しみにしております。